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12月6日
run out the clock:時間稼ぎをする
今回取り上げる表現はrun outという句動詞を知っていれば意味は類推できそうですが、よく見るとこの句動詞のよく知られている用法とは違うことにお気づきでしょうか。
(1) run outという句動詞には「(お金や時間・食糧などの蓄え)がなくなる・を使い果たす」という意味があること
10月31日
have what it takes:必要な素質を持っている
上記は先日行われた日本の衆議院議員選挙でのある立候補者について、選挙区のある地方議会議員が発言したものです。
what it takesという表現は意味がとりにくいですが、ここでのtakeは
¶The job takes a lot of time.(その仕事は多くの時間がかか
10月25日
deal a blow to ...:~に打撃を与える
deal a blowはフォーマルな表現で、文字通りには「~を打つ・たたく・なぐる」という意味ですが、新聞などのジャーナリズムでは通常は比喩的な意味となり、「(人などにとって)ショッキングな」「(計画などの実現に)痛手となる」といった意味となります。
10月9日
hot take:いい加減で人騒がせな言説(やっつけ記事)
今回紹介するhot takeという表現は2010年代はじめにアメリカのスポーツ報道の分野でよく使われるようになり、その後スポーツ以外の報道でも使われるようになったといわれています。
8月14日
be on the same page:共通の認識を持っている
表題の表現は、直訳では複数の人たちや集団が「同じページに載っている」ということになりますが、これは皆の意見が一致していて、目指すものが同じである、という意味のイディオムで、主にアメリカ英語で使われます。
7月31日
in high gear:最高潮で・keep ... at bay:遠ざける
in(to) high gearは文字通りには車の運転に関して「トップギアで」という意味ですが、ギアをトップに入れると最も車の速度が上がることから、車の運転以外の事柄について用いられるときは比喩的に「(活動やエネルギー・力が)最高の状態で・最高潮で」という意味となります。
7月23日
the last straw:我慢の限界
'the last/final straw' は文字通りには最後の藁(わら)という意味ですが、これはアラビア語のことわざに由来するイディオムで、「すでに重荷を背負っているラクダの背骨は、さらにたった1本の藁を乗せるだけで折れてしまう」というたとえから、「すでに一連の悪い出来事
7月19日
be on fire:絶好調で・on the verge of ...:~の寸前で
be on fireという表現は物が主語であれば文字通り「(本来燃えるべきでない物が)燃えている」という意味となりますが、上記の文のように主語が人の場合はこのような意味とはならず、比喩的に「絶好調」という意味のイディオムとなります。
7月7日
have one's work cut out for ...:困難な仕事を抱える
今回取り上げたのは「衣服を作るために切り抜かれた布」をモチーフにした表現で、「これからこの布を使って服を作る」ということから比喩的に「厄介な仕事を抱える」という意味を表すイディオムとなりました。
7月5日
put a brave face on ...:平静を装う
何か困難な状況にあっても、努めて明るく何事もないかのように振舞う場合にこの表現が使われます。'brave'「勇敢な」の代わりに'bold'「大胆な」を用いた、'put a bold face on ...' という表現も同じ意味となります。
6月20日
take on a life of its own:ひとりでに動き出す
ある物が「a life of its own:それ自身の命」を持つようになると、その物を生み出した人の意図と関係なく、あたかもその物自体に意思があるかのように勝手に動きだしたり、他の何かに依存することなく勝手に発展したりするようになります。
6月3日
find oneself in ...:予期せぬ場所にいる(ことに気づく)
今回紹介するのは 'find oneself ...' という表現で、... の部分には副詞(句)のほか、形容詞や分詞が入ります。これを直訳すれば「自分自身が ... であると発見する」ということから、「気付いたら自分は ... である」という訳がしっくりとくることが多いです。
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