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Writing English and Boosting Speaking Skills

ライティング力を伸ばし
スピーキングに生かす

ディーンズゲート英語コーチングでは日々の英語学習の管理やアドバイスにとどまらず、まとまった量の英文を書くことで英文法・語法の知識を使いこなせるようにして、書き言葉と話し言葉の違いにも注意しながらそれをスピーキングにも生かしていただくことを目指します(ただし一般英語コーチング・TOEIC L&Rコースを受講される初級者の方には原則としてライティングに代えて口頭英作文に取り組んでいただきます)。

アメリカでは小中高でパラグラフ・ライティングと呼ばれる論理的に文章を書く練習を積みますが、日本ではそうした機会はほぼ皆無です。

英語でレポートや研究論文を書いたりライティングのある英検や IELTS の受験をされる方は特にパラグラフ・ライティングのスキルを磨く必要がありますが、

会社などの組織で働く方々にとってもEメールやビジネスレポート等を書く機会があれば英文ライティングを避けるわけにはいきません。

ディーンズゲート英語コーチングでは英国大学院に留学し、博士論文をもとに英語で学術書を出版した英語コーチが、豊富なライティング経験に基づいて指導を行います。

(なお、数か月間にわたる英語コーチングを受けられなくても、レポート・論文等を書く方で、専ら書かれたものに対する単発のフィードバックを受けることを希望される方はライティング・コンサルティング・サービスをご受講ください。)

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英語を「話す」
ためにも「書く」

また、日常会話における簡単な応答ならともかく、英検や IELTS などのスピーキング試験で成功を収めたり、お仕事で英語を使う方が周りの人の信頼を獲得するには、正確な文法で論理的にまとまった分量の英語を話せることは必要不可欠ですが、

正しい文法で論理的な英文を書けない方がいきなり面接やミーティング・プレゼンテーションなどの場で論理的に自分の考えを伝えられることはあり得ません。

よって普段英文を書く機会に乏しい方も、英文法や語法・文章全体の構造や論理の流れを意識しながら英文を書く練習を積めば、英語で論理的に分かりやすいスピーチをするのにも役立ちます。

英文法に関してはよく「日本人が英語を話せないのは高校までの文法偏重の英語教育のせいだ」と批判されますが、

確かに例えばいわゆる「クジラ構文」(A whale is no more a fish than a horse is.) のような、日常でおよそ使う可能性がない文法項目を丸暗記させるような教育は不毛と言えます。

これに限らず日本の高校までの英語教育では英文法を単に知識として覚えさせられ、穴埋め問題で正解の選択肢を選ぶだけで満足してしまうことも多いですが、

英語のアウトプットのために重要なのは英文法の知識の量でなく、それを実際に使いこなせるかどうかであって、穴埋め式の問題をたくさん解くだけでは英文法の知識を固めるのには役立っても実際にその知識を使いこなせるようにはなりません。

一方、英会話レッスンでは会話の流れを重視するため、文法・語法の誤りや話の内容が論理的かどうかいちいち細かく指摘されないままになってしまいがちですが、

ライティングでは書いたものが手元に残り、文法・語法や論理の流れをはっきりと意識せざるを得なくなるため、英語を「書く」ことは正しく文法を使いこなして論理的に「話す」ためにも有効なトレーニングとなります。

英語でプレゼンテーションをする機会のある方であれば、日本語と異なり要点が先に述べられる英語の文章の組み立て方(パラグラフ・ライティング)に習熟し、それをご自身のスピーチに生かしていただくことができます。

AI ツールに頼らず自力で英語を書く意義

なお、生成・翻訳 AI(人工知能)や校正ツールがあれば自分で英文を書く必要がなくなると考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、

数学の問題もひたすら模範解答を読むだけで実際に自分で解いてみなければ数学の実力はつかないのと同じように、

はじめから全面的に AI ツールに頼るのでなく、自分で考えて英文を書いてみない限り自分で英語を使いこなせるようにはなりません。

AI 翻訳に関しては、そもそも AI は言葉のニュアンスや文脈を読むことができず、また AI 翻訳の性能がどれほど向上しても誤訳や訳抜けが起こるほか、原文にない内容を勝手に加えることもあるため、翻訳文が原文と同じ意味内容である保証はありません。

加えて、文章の構造が要点を先に述べる英語(トップダウン型)と後に述べる日本語(起承転結型)で異なるため、日本語のパラグラフをそのまま AI 翻訳にかけても一般的に読みやすい英文になりません。

一方、生成 AI や校正ツールに自分が書いた英語の文章を校正させても、各文が文法的に正しいかどうかの問題を越えて、文章全体の構造や論理の流れが適切か、文章の要点がはっきりと伝わるか、内容が文章の目的や書き手の意図通りとなっているか、説明や理由付けは十分か、といった文章の読みやすさに関わる点を改善することができません。

生成 AI にはじめから英文を作成させた場合、英文のレベルが現実離れしていて、結局自分の英語レベルに応じた表現に直さないと自分で使いこなせないという問題もあるほか、生成 AI を使って書かれた文章であることが読み手に見破られ、相手の信頼を損なったり不利益を受けたりするリスクもあります。

例えば多くのアメリカの大学の入学審査担当者は生成 AI を使って書かれたエッセイを簡単に見破ることができるといわれ、生成 AI の使用を検出するツールも逐次開発されています。

結局 AI ツールがあっても出力された結果が妥当かどうか判断できるだけの英語力を自ら備え、自力でも一定の水準の英文を書けるようにしておかなければなりませんが、自分で英語を使いこなせるようになるためには、AI ツールに過度に依存しないようにすることが重要です。

(なお、この点についてはよくある質問:生成・翻訳 AI や校正ツールがあれば英文ライティングの必要はなくなるのではないですか?の回答もお読みください。)

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